元エンジニアが公認会計士を目指した理由 vol.2-1

私が東証一部上場の超ホワイト企業のエンジニアを辞めることを決意した理由については以前お話ししました。
今回は、私がなぜエンジニアとは全く異なるキャリアの公認会計士を目指したのかについてお話しします。
公認会計士を目指した理由は3つです。それぞれの内容を3つの記事に分けてお話しします。
今回は①ビジネスを制するためです。
①ビジネスを制するため
前記事(元エンジニアの私が公認会計士を目指した理由①)で話した通り、これからの時代はサラリーマンでいることのリスクが高すぎると感じています。
だから早いうちに『給料を貰う人生』から『自分で稼ぐ人生』へのシフトを考えたほうが良いと思っていました。
私はこれまでスマホゲームを作ってリリースしたり、様々な投資をやってみたり、稼ぐチャレンジはしてきました。
しかし、どれもお小遣い程度しか稼ぐことしかできませんでした。これでは到底『給料を貰う人生』からの卒業はできません。
稼ぐためにはどうしたら良いか考えた結果、何事も基礎が大事だろう。ビジネスの基本要素を固めればビジネスを制することができるだろう。という結論に至りました。
- コミュニケーション
- IT
- 会計
皆さんは、このビジネスの基本要素をマスターしていますか?
あることには優れているが、他の要素は不足している人の方が圧倒的ではないでしょうか。
一般的なエンジニアの場合…
コミュニケーション | △ |
IT | ○ |
会計 | × |
一般的なエンジニアはこんな感じではないでしょうか。
理系は内向的な人が多いためコミュニケーションは不得意。ただし、ITに関しては関心が高い。
会計はそもそも商業高校か、大学の経済学部出身でない限り学ばないため、『会計?何それおいしいの?』状態。
私も一般的なエンジニアとほぼ同様です。
会計はたまたま18歳の時に数か月勉強して日商簿記2級を取得しましたが、教科書レベルで実務としては十分とは言えないでしょう。
つまり私はコミュニケーション:△、IT:○、会計:△です。
△の基本要素の対策について優先順位を考えたときに会計は稼ぐという点で最重要と考えました。
それは利益は事後的に判明する結果ではなく、利益は会計により作り上げるアートであると言われるからです。
だから、私は公認会計士試験を通じて学問としての会計学を勉強し、その後は監査法人での業務を通じて成功している会社のビジネスを勉強しようと考え、公認会計士を目指しました。