公認会計士 短答式試験 1か月前 D判定だった私が合格した方法 vol.1

私は平成31年公認会計士試験第II回短答式試験に合格しました。

しかし、試験本番1か月前の模試ではD判定でした。

下図が私の答練、模試、短答式試験の成績になります。

2019年03月02日の第1回答練 38.6%のE判定。限りなく合格圏外です。

その後、正答率を上げるものの、本番1か月前の模試では54.0%のD判定

しかし、本番は66.4%で合格しました。ちなみにこの時試験の合格ボーダーは63%でした。

このように私は最後の1か月間で実力を上げ、合格することができました。

そんな私が合格するためにやったことの中から3つご紹介します。受験生の皆さんに参考になったら幸いです。

最後の1か月間にすべき3つのすべきこと

時間を作り出す

最後の1か月間は数をこなして論点を体にしみ込ませるため、質よりも圧倒的に時間が重要です。

私は社会人受験生でしたので本当に時間がありません。

普段の平均勉強時間は140時間/月です。しかし、最後の1か月は196時間/月 勉強し正答率をボーダーまで引き上げました。

私の時間の作り方を列挙します。参考にしていただけたら幸いです。

  • 有給休暇を使う。(社会人限定)
  • 自宅で勉強し、学校と自宅の移動に時間を使わない。
  • 通勤時間はひたすらスマホでWeb短答問題集を解く。
  • 髪の毛は短く、ドライヤー無しですぐに乾くようにする。
  • ごはんは作らず、コンビニ弁当かUber Eatsで買う。
  • ごはんはまとめて3食買う。
  • 外出しない日のお風呂は2日に1回。

1日たった5分のことでも30日間続けたら2.5時間/月になります。

2.5時間あれば理論問題を100問回せるでしょう。時間はとても貴重です。

答練の解説動画を見る

私は2回、短答式試験を受験しているのですが、1回目は時間節約のために答練の解説動画は見ていませんでした。

しかし、2回目は勉強方法を変えて答練の解説動画を見て勉強しました。

この勉強方法の変更は良かったと思っています。その理由は3つあります。

①本番で狙われそうな論点を解説している。

答練は講師が考える出題予想です。

そして答練解説は出題予想の中でも、さらに狙われそうな論点の説明です。

実際に私は答練解説していた論点が本番に出題されました。

講師は私たちよりも経験豊富なのでこれまでの傾向や、現在の会計士業界での注目論点を知っています。

自分で優先順位を決めて各論点を勉強するよりも、講師を信用して答練解説を見た方が圧倒的に効率的な勉強だと思います。

②論点が体系的に覚えられる。

答練解説は関連論点について整理して説明してくれるので点と点の知識が繋がり、論点が体系的に覚えられます。

私は1回目の短答式試験の受験時は各論点が繋がっていませんでした。

そのためX論点の問題にもかかわらず、似たようなY論点のキーワードが出てきたから○として間違うことが多かったです。

2回目の短答式試験は論点を体系的に覚えていたので、このような間違いは減り、正答率はグッと高まりました。

③論点が記憶に残りやすい。

解説動画を見ずに冊子で解説を確認した場合、視覚のみの情報をインプットになります。

しかし、解説動画を見た場合には視覚+聴覚で情報をインプットすることになります。

人は五感で情報を得ています。それぞれの占めるウェイトは研究により次の通りだそうです。

視覚 83.0%、聴覚 11.0%、臭覚 3.5%、触覚 1.5%、味覚1.0%

つまり、解説動画を見ることで聴覚による11.0%分の情報量が増えます。

情報量が増えたら、その分だけ思い出す時のヒントが増える訳です。

コンパクトサマリーにマーカーを引く

これは企業法で行っていた方法です。

私はCPA会計学院という予備校に通っていました。CPA会計学院にはコンパクトサマリーという手のひらサイズの薄い論点まとめ集があります。

そのコンパクトサマリーに様々な色を使ってマーカーを引いて論点を覚えていました。

例えば、決議は普通決議、特別決議、特殊決議、取締役会、定款などバリエーションが多くて覚えにくいじゃないですか。

そんな時、それぞれの色を決めてマーカーを引き、論点の比較表を絵のように覚えていました。

基本色は赤、水色、オレンジ、対応しきれない場合には黄緑やピンクを使っていました。

普通の蛍光ペンの場合、色を間違ってしまったら終わりなので、修正できるように消せる蛍光ペンを愛用していました。

私はマーカーを引くことでで次のメリットがあると思っています。

  • 色の位置関係で覚えてしまうことができる。
  • 文字→色で情報量が減るため、脳の記憶領域を有効活用できる。

これをやったことで企業法は1か月前の模試の時には55点でしたが、その後の答練で90点、短答式本番で80点取れるようになりました。

まとめ

  • 論点を体にしみ込ませるために時間を作り出す。
  • 効率よく論点の理解を高めるために答練の解説動画を見る。
  • 記憶をサポートするためにコンパクトサマリーにマーカーを引く。

以上のことが短答式試験 1か月前の模試でD判定でも合格できた大きな要因だと思います。

次回は科目ごとの勉強勉強方法についてです。

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