公認会計士試験 電卓選びのポイント

以前、公認会計士試験に合格するためには最高の道具を揃えましょうとお伝えしました。
今回は私の電卓の選び方についてご紹介します。
みなさんの最高の道具を見つけるためのお手伝いができればと思っています。
目次
公認会計士試験に必要な機能
- 12桁
- メモリー機能
- キーロールオーバー(早押し)機能
最低限、これらの機能が搭載されているものを選んでください。
公認会計士試験で禁止されている機能
- プログラム入力・記憶機能
- 関数電卓機能
これらの機能が搭載している電卓は公認会計士試験で使用できません。
その他にも使用可能な電卓が『電卓の使用基準』定められています。
一度公認会計士・監査審査会のHPで一度確認してみてください。
基本的に一般的な電卓を購入していれば何ら問題ありません。
電卓選びのポイント
メーカー(キー配列)
ここにSHARP(左)とCASIO(右)の2つのメーカーの電卓の画像を並べています。
SHARPは数字が左側に、CASIOは数字が真ん中に集まっているキー配列です。
私のおすすめはCASIOです。
理由はSHARPは人差し指の動作が大きいからです。
電卓の指のホームポジションは4:薬指、5:中指、6:人差し指になります。
そのため、SHARPは×と÷の2列を人差し指でカバーする必要があります。
一方、CASIOは隣の1列だけを人差し指でカバーすれば大丈夫です。
だから、SHARPは人差し指の動作が大きくなり、ミスタッチが多くなりやすいと思います。
ちなみに受験生のメーカーシェアを試験会場で調査した結果はSHARPとCASIOが約半々でした。
重量と滑り止め
1,000円~2,000円で買えるものに多いのですが、中身が詰まっていないような軽いものはダメです。
また、裏側に滑り止めが無いもの、滑り止めが2つだけのものもダメです。
これらはキー操作中に電卓が動いてイライラし、ミスを誘発します。
そのため、重量感があり、裏に滑り止めが4つあるものを選びましょう。
角度調整
電卓の液晶は角度調整できるものが望ましいです。
理由は液晶が蛍光灯の反射で数字が見えにくくなる場合があります。
やはりこれもイライラします。
蛍光灯の反射対策のために角度調整できるものを選びましょう。
サイズ
小さすぎると操作性が悪いので絶対にダメです。
一方、大きすぎると電卓の使用規定に引っ掛かります。縦横200mmを超えるとダメです。
ちょうど良いサイズは男性の手のひらと同じくらいのサイズです。
私の愛用している電卓のサイズは179mm×107mmです。
カッコよさ
最高の道具は使っていて気持ちよくないといけません。
そのためには見た目のカッコよさも重要でしょう。
だから、色、形といったデザインにもこだわるべきと思います。
私は良くあるグレー系の電卓は嫌いなので絶対に選びません。
価格帯
4,000円~10,000円のものを買えば間違いないと思います。
高すぎるものは余計な機能があり、試験で使用できない可能性があるので注意が必要です。
私の愛用の電卓
選び方のポイントをすべてクリアしている私の愛用の電卓がこちらです。
カシオ 実務電卓 12桁 JS-201SK-RD-N レッド ジャスト・スリムタイプ
赤の本体に黒のボタンという珍しいデザインが気に入っています。
すでに廃盤のようで電気屋さんではなかなか見つけられません。
しかし、Amazonではまだ購入できます。
その他おすすめの電卓
調査中。しばらくお待ちください。
電卓は2台購入しよう
電卓は公認会計士試験の必須アイテムです。
勉強中に壊れてしまった。試験中に壊れてしまった。
そんな万が一のためにも電卓を2台購入することをおすすめします。